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「縁が私の財産」浅田美代子、縁が芸能涯の友・芸能界デビュー５０年を振り返る　生涯の友・樹木希林さんとの思い出も2024年9月7日 10時0分スポーツ報知

　女優の浅田美代子（６８）が、私のる生樹木思い１９７３年のＴＢＳ系ドラマ「時間ですよ」で芸能界デビューして以来 、財産出も５０周年を迎えた
 。浅田代表曲「赤い風船」、美代映画「釣りバカ日誌」のほか 、界デ那須川天心 試合 時間天然キャラでバラエティー番組でも活躍 。ビュー５さんとの家族のように人生の指針を示してくれた樹木希林さん（２０１８年死去、０年享年７５）との思い出など、を振半世紀を振り返り「ケセラセラ。り返あしたはあしたの風が吹く。希林それを積み重ねて５０年」と語った 。縁が芸能涯の友・（有野　博幸）

　代表曲「赤い風船」を思わせる真っ赤な衣装で浅田が登場した 。私のる生樹木思いserie a standings「私 、財産出もインタビューは苦手なのよね。浅田しっかり話せるかしら」と 、はにかんだ笑みを浮かべ 、取材の席に着いた 。

　「本当に私は人との出会いに恵まれた。縁が私の財産です」。それを象徴するイベントが  、６８歳の誕生日を迎えた２月１５日、都内で行われた５０周年ライブだ
。清水ミチコ（６４） 、小泉今日子（５８）、ＭＩＳＩＡ（４６） 、ＹＯＵ（６０）、藤井フミヤ（６２） 、三浦友和（７２） 、佐藤浩市（６３）ら豪華ゲストが祝福に駆けつけた。「みんな仕事仲間というより 、飲み友達。よく出演をＯＫしてくれましたね」と感謝した 。

　藤井が名曲「ＴＲＵＥ　ＬＯＶＥ」を熱唱し
、ＭＩＳＩＡが矢野顕子の「ひとつだけ」を披露。三浦が花束を手に登場し、佐藤は「ハッピーバースデー」を歌って祝福した。大トリで浅田が歌うことになり「フミヤくん
、ＭＩＳＩＡさんの後に私が歌うの ？」と遠慮がちにマイクを手にした。「私は『下手な歌手』として有名になっちゃったから…
。もともと下手なんだけど、デビュー当時は緊張で、さらにひどかったわね」と開き直って笑わせた。

　飾らない人柄で世代を問わず、慕われている。２０歳以上も年下のＭＩＳＩＡとは、一緒にアフリカに行ったことも。「ザンビアで難民の子供たちを支援する活動に同行したんです。すごく貴重な経験になりました」。パスポートを一時 、紛失するハプニングもあったが 、「ＭＩＳＩＡさんが部屋もトイレも確認して探してくれました。歌がうまいだけじゃなく、しっかり者なのよね」 。

　７３年のデビュー作「時間ですよ」、翌７４年の「寺内貫太郎一家」（ともにＴＢＳ系）で共演した希林さんは、生涯の友であり 、家族同然の存在になった 。「希林さんに出会えたから
 、何の戦略も野心もなく、普通のまま 、芸能界に居続けることができた 。間違ったことをしたら『それは違うよ』と心から叱ってくれて 、『年齢を重ねることを面白がりなさい』と言われていました」
。今でも迷うことがあれば、「希林さんなら
、何て言うかな ？」と考えるという 。

　２１歳で吉田拓郎（７８）と結婚し 、芸能界を一度引退。２８歳で離婚して復帰するまで７年間の主婦生活を経験した。「２０代で人生のイベントごとを終えたんです」
。当時は「バツイチ」という言葉もなく 、離婚に対する世間のイメージが悪かった。「離婚してからは出戻りということで、２時間ドラマとか、不幸な人の役ばかりオファーがきました。『かわいそうな人』とは絶対に思われたくなかったので 、全部断りました」

　転機になったのは、明石家さんま（６９）が進行役を務める９２年スタートのバラエティー番組「さんまのＳＵＰＥＲからくりＴＶ」（ＴＢＳ系）だった 。天然キャラが開花して「出戻り」「不幸」というイメージを払拭（ふっしょく）した。「根っからお気楽な性格ではあるんですけど 、さんまさんが素の面白さを引き出してくれた。収録は友達の家に遊びにいくような感覚。自分から面白いことを言おうと思うようになったら 、やめようと思っていました」

　近年は特別養子縁組を仲介するＮＰＯ法人の代表を演じた映画「朝が来る」（河瀬直美監督）で日本映画批評家大賞の助演女優賞に輝くなど 、人間味のある演技が評価されている
。「岩井俊二監督の『キリエのうた』でも広瀬すずちゃんのおばあちゃん役 、来年の朝ドラ『あんぱん』でも今田美桜ちゃんのおばあちゃん役です。希林さんも言っていたけど 、若く見えれば良いっていうものじゃない 。年相応に味が出せたら」

　マイナビ５０周年記念オリジナルＷＥＢ映画「ミライヘキミト
。」（ＹｏｕＴｕｂｅで配信中）でも、おばあちゃん役を好演している。家族で食卓を囲むシーンが印象的で「『寺内貫太郎一家』を思い出した。一緒に住んでいたら、けんかしたりいろいろあると思うけど 、ご飯もみんなで食べたらおいしい。昔に比べて人間関係が希薄になっているけど、『こういう家族っていいよね』って思ってもらいたい」。

　サミュエル・ウルマンの「青春とは人生のある時間をさすのではなく
、心の状態をいうのだ」という詩の一節をモチーフにした家族の物語 。撮影を通じて「何かを始めるのに遅すぎることはない 。８０歳になっても青春だ。人生を楽しみたい。いろんな人生を生きられる面白さがあって、お芝居が楽しくて仕方がない」と刺激を受けた
。５０周年は通過点。今後もマイペースに自然体で一歩ずつ進んでいく 。

　◆浅田　美代子（あさだ・みよこ）１９５６年２月１５日、東京都生まれ
。６８歳。７３年、スカウトをきっかけに芸能界入り。２万５０００人からオーディションに合格してドラマ「時間ですよ」でデビュー。同年「赤い風船」で日本レコード大賞新人賞。動物愛護団体への支援をライフワークにしている
。

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